サウナでかく汗と岩盤浴でかく汗の違い

岩盤浴の基本的な特徴とはどんなもの?

 

岩盤浴とは、温めた天然石や岩石を加工したベッドに横たわって汗をかくサウナの1種で、「お湯のいらないお風呂」とも呼ばれます。

 

岩盤浴エステサロンは街で大流行ですが、天然の岩盤浴場もあり秋田県の玉川温泉なんかが有名ですね。岩盤浴は、床に敷きつめた天然石を温水または電熱で加熱し、発生した遠赤外線を利用した温泉スパです。

 

床面からの輻射熱(ふくしゃねつ)によって全身くまなく温められ、いちじるしい発汗作用をもたらしてくれるのが特徴。浴室の温度が40℃前後と比較的低温のために過ごしやすく、ダイエットや美容目的の女性ばかりではなく高齢者にも人気となりました。

 

体力に自信のないお年寄りにはサウナはキツくても、岩盤浴ならムリなく耐えられるというわけです。岩盤浴を利用すると大量の汗をかくため、入る前にしっかり水分補給しておくことがたいせつ。循環器系統に障害がある場合は、あらかじめ医師と相談してからの入浴にしてください。

 

40℃程度に熱された岩盤の上にシーツやタオルなどを敷いて20分~30分ほど寝ころびますが、入浴のしすぎは水分欠乏などから危険ですので要注意。また入浴後も十分な水分を補給し、体温の急激な変化は避けるようにしましょう。